masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

【被害状況 6日】石川県で110人死亡 このうち輪島市で69人死亡

【被害状況 6日】石川県で110人死亡 このうち輪島市で69人死亡
2024年1月6日 13時16分 

石川県によりますと、6日午後1時時点で県内であわせて110人の死亡が確認されたということです。

また石川県は、住民基本台帳をもとに6日午後2時の時点で安否が分かっていない人として輪島市珠洲市など、あわせて210人の氏名や年齢などを公表し、広く情報の提供を求めています。

さらに輪島市珠洲市能登町では多数の住宅に被害が出ていますが、依然として全体状況は把握できていないとして、各自治体が被害状況の把握を急いでいます。

各地の被害について、随時更新してお伝えしています。

目次
《被害状況》

石川県で110人死亡 重軽傷者516人

《被害状況》
石川県で110人死亡 重軽傷者516人
これまでに死亡が確認されたのは、
輪島市で69人
珠洲市で23人
穴水町で8人
七尾市で5人
能登町で2人
志賀町で2人
羽咋市で1人 となっています。

また、重軽傷者は県内全体で少なくとも516人にのぼっています。

《石川県》
石川 穴水町で複数の住宅倒壊 10人が閉じ込められたか 



石川県穴水町によりますと、町内の由比ヶ丘地区では、今回の地震による土砂崩れで複数の住宅が倒壊し、6日午前11時の時点で、少なくとも10人が閉じ込められているとみられるということです。

このうち1つの住宅では、現在、少なくとも7人が閉じ込められているとみられています。この住宅では少なくとも10人が巻き込まれたということですが、これまでに3人が見つかり、死亡が確認されました。穴水町によりますと、10人は親族で、取り残されているとみられる7人は、▼8歳の男の子のほか、▼10代の男女2人、▼20代の男性1人、▼50代の男女3人だということです。町は、帰省中に巻き込まれた人もいるとしています。

一方、別の住宅では4人が巻き込まれ、1人が亡くなり、いまも3人が取り残されているということです。3人は、▼11歳の男の子と▼60代の男女2人で、孫と祖父母とみられるということです。

現場では、警察や消防の救助活動が続けられています。

石川 輪島の高齢者施設 断水や物資不足で厳しい状況続く 

地震で甚大な被害が出た石川県輪島市の高齢者施設では、職員のほとんどが被災した上、断水や物資の不足は解消されておらず、厳しい状況が続いています。

およそ100人の高齢者が入所している輪島市気勝平町の介護老人保健施設「百寿苑」では、今回の地震で窓やガラス扉が壊れたほか、床にも亀裂が入り、ふだん入所者が生活している2階部分が使えなくなりました。

このため、入所者に1階へ移ってもらいましたが、スペースが限られていることから、狭い部屋での生活を余儀なくされています。

夜は床にマットレスを敷いて寝起きしていて、身を寄せ合って生活しているということです。

また、電気は復旧しましたが、断水は依然として続いていて、トイレに流す水は雨水をためたものを使うなど、苦しい対応を迫られています。

一方で、100人ほどいる職員もほとんどが被災し、避難所から通う人や施設で寝泊まりする人も多く、疲労もたまってきているということです。

石川 珠洲 安否不明者の捜索活動続く 

石川県珠洲市では地震の発生から5日となる6日も、安否がわからなくなっている人の捜索活動が行われました。

このうち珠洲市正院町小路では、時折、雨が降る中、警視庁の広域緊急援助隊の隊員が住宅で捜索にあたっていました。

警察によりますと、この住宅には高齢者が1人で住んでいて、中に取り残されている可能性があるということです。

隊員たちは1階部分が押しつぶされるように倒壊した建物に入っていたほか、複数の警備犬を使いながら中の状況や取り残された人がいないかを確認していました。

警視庁の広域緊急援助隊は、きょうは珠洲市内でおよそ130人の態勢で捜索活動を行うということです。

また、京都府から派遣された消防隊員らも捜索を行い、県が公表している安否不明者の一覧などを元に、名前のある人が住んでいるとみられる住宅を1軒ずつ回っていました。

そして、建物が倒壊している場合には、近くに住む人から話を聞き、中に取り残されている可能性がないかを調べていました。

京都府大隊指揮隊の八田正人隊長は「普段の火災や救助は活動地点がはっきりしているが今回の地震は被害が広域に及んでいることから、こうした『ローラー作戦』を実施している。1人でも多くの人を救い出したい」と話していました。