masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

【速報中 被害状況】 地震 石川県内で48人死亡確認ー2

輪島市“家屋倒壊の通報50件以上”“意識ない人も” 

輪島市を管轄する輪島消防署によりますと「家屋が倒壊した」という通報が50件以上寄せられていて、このうち複数で逃げ遅れた住民が取り残されているという情報があり「意識がない人がいる」という通報もあるということです。

輪島市の市立輪島病院によりますと、骨折したり落ちてきたもので頭をけがしたりした人が複数、搬送されているということです。

石川県内“倒壊家屋に閉じ込められている”通報相次ぐ 

珠洲市上空から(2日7時半ころ)
珠洲市の▽珠洲警察署によりますと、倒壊した家屋に人が閉じ込められているという通報が相次いで寄せられているということで、警察や消防が状況の把握を急いでいます。また、珠洲市総合病院には地震でけがをした人たちが相次いで運ばれているということです。

珠洲市の上空から撮影した映像では、珠洲市役所の近くで倒壊した建物が道路をふさいでいました。また寺と見られる建物が大きくつぶれているのも確認できました。そして近くの飯田港では少なくとも10以上の船がひっくり返って船底が見えていたほか、防波堤が広い範囲で崩れていました。

能登町特別養護老人ホーム「こすもす」の職員によりますと、地震の影響で入所者2人が頭に切り傷を負い、看護師の職員の手当てを受けたということです。

野々市市では10歳未満の女の子が頭に軽いけがをしたということです。

【動画】石川 輪島市中心部で大規模火災や倒壊
輪島市 道路寸断で支援物資など不足状態
震度6強の揺れを観測した輪島市に向かう周辺の道路は、地震の影響でほとんどが寸断され通行できなくなっているということです。このため現地に向かっている関係機関の担当者の多くが足止めされ、状況を十分に確認できていないほか、支援物資なども不足している状態だということです。

能登町 住宅など20棟が焼ける
石川県の災害対策本部によりますと、能登町では住宅など20棟が焼けたとみられるということです。

志賀町の病院被害で約70人 搬送の必要も輸送方法など検討 

今回の地震を受け、石川県では、大規模な災害が起きた際に現場に駆けつけて医療活動を行う災害派遣医療チーム=DMATの活動を支援する本部を立ち上げ、情報収集などにあたっています。県によりますと震度7の揺れを観測した志賀町にある町立富来病院から「病院の建物に被害が出ている」という情報が入ったということで最大でおよそ70人の患者を別の地域に搬送する必要が出てきているということです。

ただ、富来病院から金沢方面に向かう道路は被害が確認されていて、輸送方法やルートについても検討しているということです。県によりますと、複数のDMATがすでに能登地方に到着しているということで、連絡が取れていない病院の状況確認などに当たっているということです。

震度7を観測した志賀町富来では、複数の住宅で窓ガラスが割れたり、屋根の瓦が崩れ落ちたりしているほか、基礎の部分から崩れた住宅の車庫もありました。

この地区にある町立富来病院によりますと、現時点で建物の外壁や柱に大きな損傷は確認されていないものの、1日の地震発生時にスプリンクラーが作動して床が水浸しになっているということで、建物の中から水をかきだす作業にあたる人の姿がみられました。また、病院の周辺では、複数の場所で道路の路面が盛り上がるなどの損傷がみられました。

珠洲市内で住宅火災 けが人の有無など情報収集
震度6強の揺れを観測した珠洲市では、地震のあと住宅で火災が発生していましたが、消防によりますと、2日午前3時ごろ火はほぼ消し止められたということです。火災の詳しい状況などはまだわかっていないということで、警察と消防はけが人の有無などについて情報収集を進めています。

七尾市 ビルの壁の一部が崩落 

震度6強の揺れを観測した七尾市ではビルの壁の一部が崩落し、周辺にある駐車場には崩れ落ちた壁が山積みになっています。壁が崩れ落ちたとき、駐車場には車が1台止まっていて、所有者の女性によりますと当時、女性は車から離れていたため、けがはなかったものの、後部座席のガラスが割れたほか、天井がへこんだということです。所有者の女性は「誰も車に乗っていなくてけが人がでなくてよかった。正月早々、大変なことになった」と話していました。


石川県内 家屋倒壊や道路陥没など多数確認 

石川県によりますと
震度7の揺れを観測した志賀町では家屋の倒壊や断水、道路の陥没などが多数確認されています。
震度6強の揺れを観測した
七尾市では石崎地区で家屋やブロック塀が倒壊するなどしたということです。

志賀町 倒壊家屋の住人「助け求め神様に祈っていた」
志賀町では基礎部分から大きく崩れた住宅や、屋根が完全に落ち、車や家の家具が潰されている住宅などが複数、確認されました。志賀町徳田地区に住む大久保嘉信さん(80)は崩れた家の中に一時、取り残されたということですが、親戚が消防に通報し、救出されたということです。
大久保さんは愛犬とともに近くで車中泊をしていて「取り残されたときは、死ぬかと思い、助けを求めて神様に祈っていましたが、なんとか引っ張り出してもらいました。持病の薬を家に置いたままにしていて不安です」と話していました。

兼六園」では複数の灯ろう倒れるなどの被害 再開めど立たず
金沢市では、田上新町で、住宅地の斜面が崩れ、3軒の民家が傾くなどの被害が出ています。

また、金沢市の「兼六園」では園内の複数の灯ろうが倒れたり、石垣の一部が崩れたりする被害が出ているということで、当面の間、閉園し、被害状況の確認や復旧作業を行うということです。現時点で再開のめどは立っていないということです。

軍艦島」とも呼ばれる見附島 一部が崩壊
石川県を代表する景勝地で、その形から「軍艦島」とも呼ばれる珠洲市の見附島は今回の地震で一部が崩壊し、形が変わっているのが確認できます。

珠洲市に住む泉佳和さんが2日午前11時半ごろ撮影した見附島の写真を見ると、島の両側が崩れ、もともと台形の島が三角形のようになっていました。

泉さんは「珠洲市のシンボルでもある見附島がこのような形になって心配です。今後も揺れが起きたらさらに崩れてしまうのではないかと不安です」と話していました。

七尾市 能登島 漁港に停泊していた船が道路に乗り上げ
石川県七尾市能登島では漁港に停泊していた船が道路に乗り上げる被害が出ました。

地元の住民によりますと1日の地震による津波で流されたとみられるということです。

能登島にある向田町では、漁港に停泊していた小型の船が3隻、近くの道路に乗り上げていました。

近くの住民によりますと、津波の影響で自宅の納屋や車が1メートルほどの高さまで水につかる被害が出たということで、船も津波に押し流されたとみられるということです。

このほか、地震の影響で港のコンクリートには数十メートルにもわたって幅30センチほどの亀裂が入る被害も出ました。

水に浸かった納屋の片づけに追われていた30代の女性は、「地震のあとすぐに高台に避難しました。この場所は湾になっているので大丈夫だと思っていましたが、これほどの被害が出て驚きました」と話していました。

七尾市能登島 橋が通行止め 支援物資届かず 

 


七尾湾に浮かぶ七尾市能登島にある「能登島地区コミュニティセンター」では2日午前5時の時点で、およそ160人から200人が避難しているということです。七尾市によりますと、能登半島能登島を結ぶ「能登島大橋」と「ツインブリッジのと」の2本ある橋は、いずれも道路部分が隆起していることなどから通行止めとなっているということです。このため、能登島には支援物資を届けることができず、島内では水や食料、毛布などが不足している状態だということです。