路面電車で“ドアが開いたまま”走行の運行トラブル 安全装置も作動せず 乗客にけがなし 熊本市
熊本放送（RKK） の意見
けさ、熊本市電の車両が扉を開けたまま約90メートル走行しました。11人の乗客にけがはありませんでした。
熊本市交通局「大変申し訳ございませんでした」
きょう（1月5日）午前9時55分ごろ、田崎橋発・健軍町行きの市電が熊本市中央区の交通局前電停を発車した際、進行方向の左側後方のドアが開いたままの状態で約90メートル走行しました。
当時の最高速度は約20キロとみられています。
乗客の男性が気付き、運転士に「ドアが開いている」と伝え停止しました。
熊本市によりますと、男性運転士（50代）がドアを閉め忘れたということですが、ドアが開いていれば、本来は電車が動かないはずの安全装置も作動しなかったということです。
熊本市交通局が原因を調べています。
