立野ダム試験湛水 満水になった後５日から放流を開始【熊本】
2024.02.03 18:00
国土交通省は現在白川上流で建設中の立野ダムで行っている試験湛水について、満水になった後５日から放流を開始するとして下流域での水位上昇に注意するよう呼びかけています。
国は現在、白川上流の南阿蘇村と大津町に立野ダムを建設中で、完成前にダムの機能や安全性を確認するための試験湛水を１月１５日から行っています。
２日午前９時で、貯水位は容量の９３パーセントに達していて、４日にも満水になる予定です。
その後、およそ３日間かけて元の水位に戻すためにあさって５日午前１０時から放流を開始するとしています。
立野ダム工事事務所では放流中は白川の下流で水位が上昇するとして川に近づかないよう注意を呼び掛けています。
工事事務所によりますと試験湛水によって現在のところダムの構造に大きな異常は
見つかっていないということで３月末の事業完了を目指しています。
