「公共交通の優位性を確保する」上熊本駅の各公共交通機関 利便性強化に向け協議会を設立
3/28(木) 18:51配信
熊本市電や電鉄など複数の公共交通機関が接続する上熊本駅について、利便性向上に向けた協議会がきょう設立されました。
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この協議会は熊本市や合志市、熊本電鉄などによるもので、上熊本駅における公共交通機関の利便性を強化しようというものです。
上熊本駅には現在、市電や熊本電鉄、JRのほかバスやシェアサイクルなど様々な公共交通が乗り入れていて、協議会では乗り換えの利便性を向上させることでマイカー利用を減少と渋滞対策を進めるほか、熊本市中心部へのスムーズな移動の実現を目指します。
熊本電気鉄道 中島敬髙 社長「公共交通の優位性を確保する。機関公共交通の結節というのが一つの大きなポイントになるだろうと思います」
協議会では現在およそ80メートル離れている市電と熊本電鉄のホームについて対面乗り換えを検討するほかJRを含むダイヤの調整など利便性向上を模索します。
この方針に利用者は…
「(ホームが)近づけばというのもあるし、屋根があればいいですよね」
「対面になったら便利になるかと思います。(ダイヤの)間が空いていない方が便利は便利ですよね」
今後、専門部会が立ち上げられ、具体的な対策が協議されます。