masami71の日記

熊本市在住の73歳の年金暮らしです

17年で預け入179人に 熊本市のこうのとりのゆりかご


17年で預け入179人に 熊本市こうのとりのゆりかご
 乳児の遺棄や殺害を防ごうと、熊本市の慈恵病院が設置する「こうのとりのゆりかご」。2023年度は、9人が預け入れられました。

 親などの居住地は、熊本県内が1人、熊本県外が4人で、4人は不明でした。

 4人は自宅での孤立出産で生まれていて、2人は低体温や低体重など何らかの医療行為が必要な状態でした。1人は幼児だったということです。

 預け入れの理由として、生活困窮やパートナーの問題などが挙げられています。

 開設17年で179人が預け入れられた「こうのとりのゆりかご」。課題となっている子どもの出自を知る権利について、慈恵病院の蓮田健院長は「赤ちゃんが預けられた時点からそれぞれが準備できる状態で臨めるようなルール、指針みたいなものを、内密出産ともある程度、重複する部分がありますので、作っていただきたい」と述べました。

 病院と熊本市が共同で設置した検討会では、出自情報の定義や真実告知の在り方について、2024年内に報告書をまとめる方針です。
2024/05/29のニュース