数時間で一気に積雪 各地で車が立ち往生するなど影響【熊本】
2025.03.18 19:00

上空の寒気の影響で18日の県内は山地で大雪となり、風も強く、荒れた天気と
なりました。飛行中の天草エアラインの機体に雷が落ち欠航となったほか、車が立ち往生するなどの影響が出ています。
18日午前10時半ごろの阿蘇草千里です。横殴りの雪が降り、草原や登山道を覆っていきます。それから4時間後。
霧と雪で視界が悪くなり、情報カメラが設置されている阿蘇火山博物館の屋上には
5センチほどの雪が積もっていました。
たった数時間で一気に状況が悪化した阿蘇の道路。
影響は峠越えの幹線道路で見られました。
【大津カメラマン リポート】
「大雪の影響で通行止めとなっている滝室坂では、車の長い列ができています」
阿蘇市一の宮町の国道57号線滝室坂付近では午後2時ごろ、大型トレーラーがスリップ。後続車両も立ち往生し、およそ1時間半にわたって通行止めとなりました。
けが人はいないということです。このほか午後6時現在で4つの区間で、積雪による通行止めとなっています。
荒れた天気は空の便にも影響を及ぼします。
これは午前10時前後の雨雲と雷の発生を示すものです。
天草空港から熊本空港に向かっていた天草エアラインが、午前10時10分ごろ
上天草市の上空を飛んでいたところ機体に雷が落ちました。
天草エアラインによりますと、機内には乗客・乗員合わせて17人が乗っていましたが、けがはなく、天草空港に引き返したということです。
機体が損傷していて修理が必要なため、18日はこの便以降が欠航、19日も全便欠航が決まっていて、再開のメドは立っていません。
列車にも雪の影響が出ています。18日午後0時15分ごろ、JR豊肥線の市ノ川駅と内牧駅の間で、熊本行きの特急かわせみやませみ2号が雪の重みで倒れかかっている竹に接触しました。
けが人はいませんでした。列車はその場に停車していましたが、その後、竹の撤去作業が進み、およそ1時間後に運転を再開しました。
また、肥後大津駅から大分・豊後竹田駅の間では雪の影響で倒れかかっている木が
複数みつかり、JR九州は午後3時すぎからその区間の上下線で運転を見合わせていましたが、およそ2時間後の午後5時ごろに運転を再開しました。
九州北部の上空5500メートル付近にはマイナス30度の強い寒気が流れ込んでいて、19日昼前にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
19日夕方までに予想される雪の深さは多い所で山地で10センチ、平地で1センチとなっています。引き続き雪による交通障害や落雷、突風、雹などに注意してください。