masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

堀江敏幸作「戸の池一丁目」

朝方は冷えますけど、お昼は晴れてひなたぼっこには良いですね。
梅の花がなかなか満開にならず、今年の寒さが影響してるとのこと。
平年より1.5〜0.7度低く、長期予報と違いますね。
昨日ラジオ文芸館で堀江敏幸作『戸の池一丁目』の朗読がありました。
内容は、ラジオ文芸館より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『駅から北に向かうバス路線が二手に分かれる所にある停留所・戸の池一丁目。
道路の二股の間に建っている店で、主人公の泰三さんはよろず屋を営んでいる。
泰三さんは義母と二人で暮らしている。
ある日、4〜5歳の男の子と、その叔母に当たる大学生が入ってきた。
乗るバスを間違え、次のバスに乗り換えるため、分岐点の停留所で降りたのだった。
バスの行き先から、泰三さんの店で扱っている椎茸の栽培農家、伊東さんの
親戚であることを知る。
次のバスを待つまでのつかの間の交流。
他愛のない会話から、泰三さんの意識はふと、ボンネットバス
改装し移動式のスーパーを営んでいた頃に戻っていた。 』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
泰三さんの移動式スーパーを通して、地域の人々とのふれあいが描かれてます。
泰三さんが伊東さんの家に伺った時、伊東の奥さんが倒れてるのを発見。
救急車を呼ぶ暇もなく、バスで奥さんを病院で運んだことなど、山あいに暮らす
住民たちとの日常の生活が目に浮かぶ感じです。
バス会社とのやりとりなども描かれてます。
また、椎茸栽培の伊東さんから。椎茸を卸してもらってるいきさつなど。
私の住んでるところにも、移動式スーパーがきます。
ほかに、灯油・豆腐屋・パン屋さんも来ます。
たまに石焼きいも屋さんも来られます。
近くにスーパーがなく、運転が出来ないお年寄りには不便な場所です。
大型スーパーは郊外にあり、マイカーがなければ無理ですね。
小さなスーパーにはバスに乗って買い物に行きます。