2日・3日と北海道で猛吹雪になり、9人の方が亡くなられました。
しかし、なぜ地元の人が、雪には慣れてるのではと思いました。
気象庁の注意報が不十分だったのでしょうか。
特に岡田さん父娘の悲劇が伝えられてます。
娘の夏音ちゃんはお母さんを亡くし、今度はお父さんを亡くし、
これから先のことが・・・強く生きて欲しいですね。
以下は各社記事の抜粋です。
『2日午後7時10分頃、北海道中標津(なかしべつ)町俣落(またおち)の
道道で、雪山に埋まった乗用車の中に家族4人が閉じこめられているのを
知人男性が発見し、119番した。
近くに住む宮下加津世(かづよ)さん(40)親子4人は病院に運ばれたが、
間もなく死亡が確認された。
中標津署は、車が雪に埋もれたことで排ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒
になったとみて、4人の死因を調べている。
また3日午前7時頃、北海道湧別町東で、近くに住む漁師岡田幹男さん(53)
が倒れ、長女の小学3年夏音さん(9)が泣いているのを、捜索中の遠軽署員が
見つけた。
2人は病院に運ばれ、岡田さんは約1時間後に死亡した。
夏音さんは入院したが、命に別条はないという。
同署によると、岡田さんはあおむけに横たわっていた娘の上に覆いかぶさり、
両手を娘の体の下に回し娘の体を守るようにした状態だったということです。
岡田さんは2日午後4時ごろ、親戚に「雪に埋まって動けなくなった」と電話
した後、連絡がとれなくなった。
約5時間半後、自宅から約2キロ離れた路上で、軽トラックだけが見つかっていた。
また、猛吹雪となった北海道北見市の路上で2日、倒れているのが見つかり、
その後、死亡が確認された北見市留辺蘂町平里に住む仁義邦子さん(76)は、
死因が凍死だったことが分かりました。
このほか、中標津町で2日夜から連絡が取れなくなっていた23歳の女性が自宅
近くの牧草地で死亡しているのが見つかったほか、網走市と富良野市でも吹雪で
身動きがとれなくなったとみられる男性の遺体が、道路脇や畑で見つかり、
北海道ではこれまでに9人の死者が出ています。』