2020年7月16日 18:33 現在
熊本地震で被災し一部区間が不通となっていたＪＲ豊肥線が来月８日に全線再開するのを前に、きょう復旧状況が公開されました。
豊肥線は４年前の熊本地震やその後の大雨で線路沿いの斜面が崩落するなどしたため、肥後大津駅から阿蘇駅までの区間が不通となっていました。
きょうは報道関係者向けに立野駅周辺の斜面の復旧状況や土砂による二次災害を防ぐための新しい擁壁が設置された様子などが公開されました。
「豊肥線名物のスイッチバック土砂で流された線路も完全復活です」（徳本記者）
ＪＲ九州によりますとレールの復旧は９９％完了していて大規模な土砂崩れが起きた立野ー赤水間の対策工事も終わり、不通区間の復旧はほぼ完了しています。
「ようやく鉄道の再開にこぎつけられるということでうれしい気もちでいっぱいです」
（ＪＲ九州豊肥本線復旧事務所諸田勝也所長）
豊肥線は来月８日に全線再開する予定です。
