感染者１０００人超え、知事会見
11月27日 21時18分
県内では２７日、新たに１１人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内の感染者の累計が１０００人を超えました。
蒲島知事は記者会見で県民に改めて感染予防対策の徹底を呼びかけました。
熊本県と熊本市によりますと、県内で２７日新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは２０代から７０代の男女あわせて１１人です。
県内の感染者の累計はのべ１００６人と、１０００人を超えました。
これを受けて蒲島知事は２７日午後、記者会見し、県内の医療提供体制の最新状況について説明し、「今のところひっ迫している状況にはない」としたうえで、次のように述べました。
「急激な感染拡大の状況は見られず、強い行動制限をお願いする状況ではないが継続的に新規感染者が確認され感染経路が不明な方もいる。
県民には引き続き、基本的な感染拡大対策の徹底をお願いしたい」。
さらに蒲島知事は、来週にも感染拡大地域との往来についての考え方と、家庭内や事業所内での感染拡大防止策などを発表する考えを明らかにしました。
また、県はクラスターが発生した「阿蘇やまなみ病院」の入院患者で、今月２日に感染が確認された阿蘇市の８０代の男性が２６日死亡したと発表し、県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は１３人となりました。
