12月20日 18時17分
新型コロナウイルスは、２０日県内で新たに１１１人の感染が発表されました。
１日の感染者の数としては初めて１００人を超え、県内で感染が確認された人はのべ１０８２人となりました。
新たに感染が確認されたのは
▽岡山市で５８人、
▽倉敷市で３０人、
▽津山市で７人、
▽瀬戸内市と真庭市でそれぞれ５人、
▽赤磐市、備前市、浅口市、玉野市、それに奈義町と早島町でそれぞれ１人のあわせて１１１人です。
１日に発表される感染者の数としては、１９日の６０人を上回って初めて１００人を超え、これまでで最も多い１１１人になりました。
このうち、
▼岡山市の男女５１人と
▼瀬戸内市の男女５人、それに
▼赤磐市の女性１人について、岡山市はいずれも今月１７日にクラスターの発生が発表された岡山市東区にある「株式会社サイ」で働く従業員で一部は寮で共同生活をしていたと明らかにしました。
岡山市によりますと、この会社で感染が確認されたのはこれまでにあわせて７２人にのぼっているということで、県内のクラスターとしては最も規模が大きくなっています
岡山市の大森市長は会見で「市民には落ち着いて行動して頂きたい。
寮など共同生活では感染者が出るとクラスターに発展する可能性が高いので、基本的な対策を徹底し軽い症状でも医療機関を受診してほしい」と述べました。
一方、倉敷市では市内に住む男女３０人の感染が新たに発表され、１８日にクラスターの発生が確認された市内の高齢者福祉施設で新たに２０代から９０代までの利用者と職員、あわせて２１人の感染が確認されたということです。
この施設では、１９日までに３０人の感染が確認されていて、感染者は、あわせて５１人になりました。
このほか、倉敷市内の別の高齢者福祉施設でも、２０日までに、利用者と職員、あわせて５人の感染が確認され、市内７例目のクラスターが発生したと発表しました。
さらに、津山市の高齢者入所施設では４０代から９０代以上の女性の入所者や職員など新たに６人の感染が確認され、県は新たにクラスターが発生したと発表しました。
この施設ではこれまでに１人の感染が確認されていて、あわせて７人になりました。
また、真庭市の９０代以上の女性はすでにクラスターが発生している市内の高齢者通所施設の利用者で、この施設での感染確認は職員２人と利用者５人のあわせて７人となっています。
これで県内の感染者の数は１０００人を超え、のべ１０８２人となりました。
