降り始めからの雨量が３００ミリ近いところも 土砂災害に警戒
05月17日 17時51分
前線と暖かく湿った空気の影響で、県内では未明から昼前にかけて猛烈な雨が降り、降り始めからの雨量が、およそ３００ミリに達しているところもあります。
気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあるとして、このあと数時間は、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
対馬海峡にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっていて、県内では、未明から昼前にかけて、局地的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降りました。
このうち山都町では、午前６時１分までの１時間に９０.５ミリの猛烈な雨が、甲佐町では、午前５時５０分までの１時間に６５.５ミリの非常に激しい雨が降り、１時間の雨量としては、いずれも５月の観測史上、最も多くなりました。
また、今月１４日の降り始めからの雨量は、山都町で２９６.５ミリとおよそ３００ミリに達しているほか、阿蘇市乙姫で２５１.５ミリ、天草市本渡で２５０.５ミリ、芦北町田浦が２４３ミリなどとなっています。
県内では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあるとして、気象台は、このあと数時間、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
