masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

肥後大津駅で分岐、JR九州が提案へ 

肥後大津駅で分岐、JR九州が提案へ 豊肥線からの空港アクセス鉄道

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JR九州は31日までに、豊肥線から熊本空港(益城町)へ向かう空港アクセス鉄道のルートに関し、肥後大津駅大津町)からの分岐で整備を進めるよう、熊本県に提案する意向を固めた。青柳俊彦社長が熊本日日新聞のインタビューで明らかにした。
豊肥線と乗り換えなしで接続する直通運転を念頭に置く。
アクセス鉄道は熊本市中心部と空港をつなぐ交通の利便性向上が狙い。
県は三里木駅菊陽町)での分岐を軸に検討を進めてきた。
しかし、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町への進出決定を受け、新工場建設地により近い原水駅(同町)と肥後大津駅での分岐も俎上[そじょう]に載せた。
乗客数や整備コスト、採算性などを細かく比較し、今年中に一つに絞る考えだ。

青柳社長は肥後大津ルートについて「鉄道事業者として非常にやりやすい。県がルートを再検討する過程で提案したい」と明言した。

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肥後大津駅熊本市方面から一定数の輸送需要があり、熊本駅からの豊肥線の電化区間の終点。アクセス鉄道への接続が直通運転でスムーズにできるという。
青柳社長は「途中での分岐は車両や乗務員の投入コストが余計にかかる。肥後大津駅からなら運営コストが下がり、非常に効率が良い。乗客増が利益増につながりやすい」と述べた。