02月04日 14時18分
新型コロナウイルスの感染急拡大で３回目のワクチン接種が急がれるなか、４日から熊本市で高齢者などへの集団接種が始まりました。
熊本市では、３回目のワクチン接種について、医療機関で個別に行ってきましたが、接種を加速化させるため接種券が届いた一般の高齢者などを対象に４日から集団接種を始めました。
会場は市内６か所に設けられ、その１つ中央区にある「ホテル日航熊本」には、事前に予約した人たちが次々と訪れ、問診のあと接種を受けていました。
市によりますと、集団接種の会場ではいずれもモデルナ社製のワクチンが使われるということです。
３回目の接種では、ファイザー社製のワクチンを希望する人が多く、モデルナ社製はこれまでの予約枠に対し、２割ほどしか埋まっておらず、市は「２回目までと異なるワクチンを打っても問題はない」として、早く打つことを優先するよう呼びかけています。
市感染症対策課の塚本達也副課長は「まだ接種会場やメーカーを選んで予約が可能ですが、感染が拡大している状況なので早めの接種をお願いしたい」と話していました。
