2022年2月15日 11:56 現在
春の卒業式や入学式に向け、上天草市ではカスミソウの出荷が最盛期を迎えています。
カスミソウは日が当たると花が咲き始めることから、上天草市大矢野町のビニールハウスでは、この時期朝の早い時間から収穫が行われています。
ヨーロッパ原産で、細かく分かれた枝の先に霞をかけたように白い小花を咲かせるカスミソウ。
花束に使われるときには他の花の引き立て役になることが多いものの、ドライフラワーにして髪飾りにもできるなど人気の高い花だということです。
温暖な天草で育つカスミソウは、茎が太くて強いのが特徴で、これから暖かくなるにつれて収穫量が増え、２０戸ほどの生産者がいる大矢野地区では、およそ２５０万本の出荷が見込まれています。
