「絶景かな」夕映えの干潟の砂紋 宇土市の御輿来海岸
熊本日日新聞 | 2022年02月21日 06:30
夕日に照らされる御輿来海岸の砂紋＝２０日午後５時４０分ごろ、宇土市戸口町
しま模様の砂紋が干潟に浮かび上がる熊本県宇土市の御輿来［おこしき］海岸に、夕日と干潮が重なる時季が今年も到来した。
市観光物産協会が定める「絶景日」の初日となった２０日、海岸を見下ろす展望所には約２００人が訪れ、写真に収めるなど幻想的な光景に見入っていた。
展望所を管理する河野敏信さん（６０）によると、同海岸の砂紋は三日月型になることが特徴。
この日は日没前、雲間からのぞいた光が砂紋と海を黄金色に照らし出した。
初めて目にした絶景に、氷川町の看護師の女性（３８）は「砂紋はなかなかない光景。
雲が多かったけど、（雲間から）“天使のはしご”ができていて美しかった」と感激した様子だった。
絶景日は例年、２～５月ごろに計１０日間ほどあり、今年は４月２１日までの９日間。（池田祐介）
