masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

海の神に「願い文」届け 宇城市・永尾剱神社 エイ形の折り紙 好評

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 熊本日日新聞 | 2022年01月18日 07:36

手のひらサイズのエイの願い文を持つ丸目公一宮司宇城市
熊本県宇城市不知火町の永尾[えいのお]剱[つるぎ]神社が昨年秋から始めた、エイの形の折り紙に願いごとを書いて海に流す「願い文[ぶみ]」が、参拝客の注目を集めている。
1枚の折り紙から、神社の由来や海中鳥居がある理由などに関心を持ってもらえるよう工夫を凝らした“逸品”だ。
小さな文字で願いごとが書き込まれたエイ形の折り紙=宇城市の永尾剱神社

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神社は713年創建。主祭神である海童神[わだつみのかみ]がエイの背中に乗って現れ、この地に鎮座したと伝わる。
神社がエイにまつわる授与品を思案する中、エイ形の折り紙と願い文の合体を発案。
初穂料200円で授与を始めたところ、会員制交流サイト(SNS)などで話題に火が付いたという。
折り紙には植物性で水に溶ける素材を使い、同神社の丸目公一宮司(48)らが手作業で折っている。
海童神が現れたと伝わる海中鳥居には、干潮時にしか行けないため、満潮時に書かれた願い文はいったん拝殿内で保管。丸目宮司が潮を見計らって、代わりに八代海へ流している。
縦11センチ、横8センチの手のひらサイズの白いエイには、健康や恋愛成就など願いごとが小さな文字でつづられている。
丸目宮司は「神様が乗ってきたエイに願いを託し、海の神に伝えてもらうために準備した。思いを文字にして自然へ流し、気持ちをすっきりしてもらえたら」と話している。(飛松佐和子)

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