masami71の日記

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熊本県内、半数超が無人駅に JR九州ダイヤ改正

熊本県内、半数超が無人駅に JR九州ダイヤ改正 コロナ禍の影響も
熊本日日新聞 | 2022年03月12日 08:30

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12日のダイヤ改正に合わせて無人化されるJR崇城大学前駅。駅員が、改札を通る利用者に「お疲れさまです」と声を掛けていた=11日、熊本市西区(原大祐)
JR九州は12日のダイヤ改正に伴い、県内4駅を含む在来線の29駅を新たに無人化する。
このうち長洲などの7駅は業務委託方式で駅業務に携わる人員が配置される方向だが、利用客の減少傾向にコロナ禍が追い打ちを掛け、35駅を対象とした2015年度に次ぐ大規模な無人化となる。
同社はその背景として、少子高齢化の進行などで鉄道を取り巻く環境が厳しい上、コロナ禍の影響で21年度の鉄道運輸収入が前年度に次ぐ低水準になったことを挙げる。
無人化の対象駅は利用者数や定期券などの収入状況から判断したといい、「交通ネットワーク維持のため、業務効率化は避けられない」(同社広報)と理解を求める。

県内では今回、長洲、崇城大学前、東海学園前、竜田口の4駅を対象とした。
このうち長洲駅は長洲町が町シルバー人材センターと契約を結んで人員を置く方針にしたが、県内でJRが駅係員を置かないのは70駅中、39駅と半数を超えた。
無人駅が増えると、障害者や高齢者の乗降といった介助の懸念がある。
2月には九州・沖縄の計16の障害者支援団体が無人駅を増やす計画の撤回や、代替策の検討を求める要望書をJR九州に提出した。