masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

動物の健康願う「ガラン笹まつり」 熊本 山鹿


01月06日 16時33分

動物のことし1年の健康を願う「ガラン笹まつり」が山鹿市の神社で開かれました。
熊入若宮神社で開かれた「ガラン笹まつり」は、熊本城主だった加藤清正がいまの山鹿市を訪れた際に乗っていた馬が病気になり、この神社の境内に生えていた「ガランザサ」と呼ばれるささの葉を馬に食べさせたところ元気になったという言い伝えにちなんで毎年、1月6日に開かれています。

ことしも、早朝からペットの犬や猫、それにヤギを連れた参拝者が次々と神社を訪れ、動物とともに拝殿前で手を合わせて神職のおはらいを受けました。
参拝者は、このあと、境内のささの葉を丸く編んだ直径20センチほどのお守りを買い求めていました。

神社によりますと、昭和30年代ごろまでは家畜の牛や馬を連れて訪れる農家の人たちの参拝が多かったということですが農業の機械化とともに減少し、いまではペットの健康祈願が中心となっていて、6日朝は家畜の代わりに農業用のトラクターを持ち込みおはらいを受ける人も見られました。
育てている子牛の写真を持参して飼い猫と参拝した和水町畜産農家の50代の女性は「動物も家族なのでことしも1年、みんなで元気に過ごせるよう願いました。
写真の牛は初競りに出すので大事に育ててくれるところに売れたらうれしいです」と話していました。
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