masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

無病息災を願う「犬子ひょうたん祇園祭」 山鹿の神社

無病息災を願う「犬子ひょうたん祇園祭」 山鹿の神社
06月15日 12時42分

ひょうたんを抱いた子犬のお守りで1年間の無病息災を願う「犬子ひょうたん祇園祭」が、熊本県山鹿市の神社で開かれています。

山鹿市大宮神社の境内にある神社では、江戸時代、神社のほこらを今の場所に移した際、ほこらを乗せたみこしについてきた子犬が、当時この地域で流行していた伝染病を消滅させたという言い伝えにちなんで、毎年、この時期に祭りが開かれています。

子犬は、ひょうたんに入った酒を与えると元気になったとされ、祭りでは、米粉でできた「犬子ひょうたん」と呼ばれるひょうたんを抱いた子犬のお守りが無病息災の縁起物として売られています。

15日は、午前中から参拝者が次々と訪れ、社務所に並べられた黄色やピンクなど色とりどりの「犬子ひょうたん」を買い求めたり、神社の社殿に手を合わせたりしてこの1年間の無病息災を願っていました。

娘と訪れた熊本市の50代の女性は「娘がことし厄年なので初めて参拝に来ました。お守りが割れたら厄が落ちると聞いたので、笑顔で過ごせる1年にしたいです」と話していました。

この祭りは、15日夜8時ごろまで開かれています。