気象台 大雪による交通障害や農業施設の管理などへの注意を呼びかけ
２０日は金曜日ですが、気象台は来週火曜日から水曜日にかけての気象状況について
早くも注意・警戒を呼びかけました。
今季一番の非常に強い寒気が流れ込みそうです。
同じような寒気が訪れたのが今から７年前。２０１６年１月２４日から２５日にかけてで、来週前半はこのような景色になるかもしれません。
これは２１日土曜日夜の予想天気図です。
北日本では強い冬型の気圧配置となりますが、西日本は高気圧に覆われ冬型は緩みます。
しかし大陸にある低気圧が日曜日から月曜日かけて日本列島を通過すると、大陸に控えている次の寒気が南下する見込みです。
このため九州の上空１５００メートルは２４日火曜日今季最強となるマイナス１２度の寒気に包まれ、九州北部はマイナス１５度の寒気が流れ込む予想です。
これは、今回と同じくマイナス１５度の寒気に見舞われた２０１６年１月２４日から２５日にかけての映像です。
熊本市で最大４センチなど各地で雪が積もり、交通機関が大きく乱れたほか、農業や農業施設の被害も相次ぎました。
気象台は来週火曜日から水曜日にかけて大雪による交通障害や農業施設の管理などへの注意を呼びかけ、寒気の程度によっては警報級になる可能性もあるとしています。
