05月26日 12時24分
甘みの強いのが特徴のとうもろこし「スイートコーン」が収穫の時期を迎え、菊陽町では早朝から農家が作業にあたっています。
菊陽町では、１５軒の農家が広さあわせて１６ヘクタールでスイートコーンを栽培しています。
このうち、広さ４ヘクタールで栽培している矢野圭介さんの畑では、甘みが強い品種の「ゴールドラッシュ」の収穫が２６日から始まりました。
スイートコーンは、夜の間に甘みが蓄えられるということで矢野さんは家族とともに早朝から畑に入り、実の成長具合を確かめながら１つ１つ手でもいで収穫していました。
矢野さんによりますと、今シーズンは３月初めに霜の影響がややあったものの、その後は適度な雨と十分な日照量があったため生育は順調で粒ぞろいがよく、糖度も１７度から１８度ほどと甘く品質のいいスイートコーンができているということです。
矢野さんは「今シーズンも糖度がメロンやいちごなどと同じくらい甘いスイートコーンができています。
ぷちぷちとした食感と甘さを味わってほしいです」と話していました。
ＪＡ菊池によりますと、スイートコーンの収穫と出荷は７月上旬まで続き、県内をはじめ広島や岡山などの市場に向けて今シーズンはあわせて１６０トンの出荷を見込んでいるということです。
