台風６号 熊本県 ９〜１０日大雨のおそれ 土砂災害など警戒
08月07日 18時23分
台風６号の接近に伴い、熊本県では９日から１０日にかけて大雨となるおそれがあります。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、暴風や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
台風６号は、７日午後５時には鹿児島県奄美市の東１６０キロの海上をゆっくりした速さで北へ進んでいるとみられます。
熊本地方気象台によりますと台風が予報円の中心を進みますと、熊本県には９日午後から１０日午前にかけて最も接近する見込みです。
熊本県では８日から１０日にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、うねりを伴った大しけとなる見込みです。
また、発達した雨雲の影響で９日から１０日にかけては局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
８日にかけて予想される１時間に降る雨の量は、いずれも多い所で熊本地方と阿蘇地方、球磨地方で５０ミリ、天草・芦北地方で２０ミリとなっています。
また、８日午後６時までに予想される２４時間の雨の量は、いずれも多い所で、熊本地方と阿蘇地方、球磨地方で１８０ミリ、天草・芦北地方で５０ミリとなっています。
その後、９日午後６時までに予想される２４時間の雨の量は、いずれも多い所で、熊本地方と阿蘇地方、球磨地方で２００ミリから３００ミリ、天草・芦北地方で１００ミリから２００ミリとなっています。
また、８日予想される最大風速は外海で２０メートル、内海と陸上で１８メートルですが、９日には海上で２５メートルから２９メートル、陸上で２０メートルから２４メートルと予想されています。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、暴風や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
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