masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

半導体関連立地のセミコンパーク、渋滞緩和へ 

半導体関連立地のセミコンパーク、渋滞緩和へ 熊本県が通勤バスの実証実験 11~15日朝夕、光の森ルート
熊本日日新聞 | 2023年9月10日 09:03


 熊本県は11~15日、半導体関連企業が立地するセミコンテクノパーク菊陽町合志市)と、菊陽町の光の森地域を結ぶ通勤バスの実証実験をする。近くで進む台湾積体電路製造(TSMC)の新工場建設で交通渋滞の悪化が懸念されており、公共交通機関の利用促進につなげる考えだ。

 今年1月に県内のバス事業者5社が県の事業を活用して、光の森や熊本市東区などとセミコンテクノをつなぐ4ルートで1日間、実証実験として運行。その結果、光の森ルートが最も利用が多く定時運行が見込めるとして、県は今回の実験を決め、本格運行に向けた検討材料とする。

 無料貸し切りバスを朝夕に15~30分間隔で計17便運行。西花立(菊陽町)からJASM前(同)まで計16バス停を40~50分程度かけて走る。運行は熊本電鉄九州産交バスに委託する。

 来年1~2月には第2弾として光の森ルートを軸に有料実験に取り組む予定。県交通政策課の担当者は「セミコンテクノへ直通で行けるので利便性は高い。運転せずに済み、時間を有効に使える」と、セミコンテクノ一帯の企業の従業員らに協力を呼びかけている。(内田裕之)