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熊本市庁舎の事業費や候補地計６か所など具体案を示す【熊本】
2024.02.13 19:00
熊本市が建て替えの方針を示している市役所本庁舎について、市は１３日、庁舎の事業費や候補地などの具体案を示しました。概算事業費は、これまでの想定を上回るおよそ４７０億円。来年度中に建設地を決定し実施設計に着手する方針です。
まずは、市側が示した新庁舎建設に向けた具体案です。
議会や中央区役所を含む新庁舎の面積は、災害対応機能や市民が利用するスペース拡充のため現状よりおよそ３割増やし６万平方メートルに。
設計や現庁舎の解体費、建設費を合わせた概算事業費はおよそ４７０億円を想定しているとしました。
【仮設庁舎費、用地費、駐車場整備費は含まず】
また市は周辺地域と一体となったまちづくりを進めるため 市場調査を実施。２２の事業者から案が寄せられました。それを基に市が示した本庁舎の候補地は
現庁舎のある手取本町、城東、ＮＴＴ桜町、白川公園の４つのエリア。
また本庁舎と合築しない場合の中央区役所の候補地として上げられたのは
花畑町別館跡地とみずほ銀行です。
市場調査では「ホテルや住宅と組み合わせることで事業性が上がる」という意見などが寄せられたということです。
市が示した新たなスケジュールでは、来年度中に市民説明会などを経て建設地案を最終決定。国の財政支援措置・合併推進債の活用を見込み来年度末までに実施設計に着手する方針です。
