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熊本城の宇土櫓、素屋根内部を一般公開へ 

熊本城の宇土櫓、素屋根内部を一般公開へ 初回は4月14日、毎月第2日曜に 熊本地震で被災、解体復旧中
熊本日日新聞 2024年4月8日 17:34


熊本地震の前震から8年となる14日から月1回の一般公開が始まる宇土櫓の素屋根内部=8日、熊本市中央区(上杉勇太)
 熊本市は今月から、解体復旧工事が進む熊本城宇土櫓[やぐら](国重要文化財)の素屋根内部の一般公開を始める。公開日は毎月第2日曜で、初回は14日。熊本地震からの復旧途上にある熊本城への関心を高めることが狙い。

 3層5階・地下1階の宇土櫓(高さ19メートル)は、築城時の姿を残す唯一の多層櫓で、熊本城を象徴する主要建造物の一つ。市熊本城総合事務所によると、櫓は四方を素屋根で覆われており、普段は関係者以外は立ち入りできない。

 公開するのは素屋根の1階で、櫓の1、2階部分の外観を見学できる。加藤家の桔梗[ききょう]紋や細川家の九曜紋などが彫られた瓦や、熊本地震や経年により傷んだ瓦、倒壊した続櫓との接続部分などを間近に見ることができる。

 同事務所は「宇土櫓をこれほど近くで見学できるのは今しかない貴重な機会。工事が進み刻一刻と姿を変える櫓を多くの人に見てほしい」としている。熊本城の入園料が必要。予約不要。5月は大型連休に合わせて3~5日に公開する。(前田