masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本天草 露地ビワの出荷盛ん

苓北町で、温暖な気候をいかした特産のビワの出荷が盛んになっています。
苓北町を含む天草地域は県内のビワの生産量のおよそ9割を占める主要産地で、JAれいほくの管内では18軒の農家があわせておよそ11ヘクタールで露地栽培しています。


このうち、坂西庄三さんは60アールの園地に長崎早生と、茂木という2つの品種を栽培しています。
ビワは、表面に傷がついたり、寒さでいたんだりしないように実が小さいうちに袋掛けしてあり、坂西さんは袋の端をやぶって色づき具合や大きさを確かめながら、丁寧にもぎ取っていました。
JAれいほくによりますと、今シーズンは去年夏の天候不順が影響して生産量は例年の半分から6割程度に落ち込む見込みだということです。
ただ、このところの好天で、甘みはのっているということで、坂西さんは「みずみずしい初夏の果物を味わってほしい」と話していました。
収穫されたビワはJAの集出荷場に持ち込まれ、担当者が表面の傷や大きさを確かめたうえで、県内や福岡県へ出荷されます。
JAれいほくでは今月末までにおよそ10トンの出荷を見込んでいます。