2017年11月21日 19:04 現在
障害や年齢に関わらず誰でも利用できるように設計されたタクシーが熊本市内で初めて導入されました。
熊本市中央区に本社のある「熊本タクシー」が導入したのはトヨタ自動車が２０２０年の東京オリンピック、パラリンピックへ向けて開発したユニバーサルデザインのタクシー専用車両「ＪＰＮＴＡＸＩ」です。
特徴は「広々とした車内空間と安全性」助手席のシートを前に倒すと車イスのまま乗車することができます。
また、タクシー専用車両としては初めて衝突を回避するシステムも搭載されています。
「早速試乗してみようと思います。車高が低くて乗りやすいですね。天井も高くて後部座席もゆったり座ることもできます」（記者）
熊本タクシーはこれまでに出産を控えた妊婦のための「陣痛タクシー」や「介護タクシー」といったソフト面のサービスに様々、取り組んでいてこの「ＪＰＮＴＡＸＩ」の導入でさらに幅広い利用を期待しています。
「ユニバーサルデザインというその名の通り、すべての方に快適にタクシーを乗車頂けるそういうタクシーが実現できると思います」（熊本タクシー倉岡征宏社長）
熊本タクシーは今年度中にこの「ＪＰＮＴＡＸＩ」を４台、導入するとしています。
