緊急事態宣言解除初の日曜日 駅・観光地人の流れは
2020年05月17日 17:21 現在
緊急事態宣言が解除されて初めての日曜日です。
ＪＲ熊本駅では人の流れは戻っていません。
午後１時ごろの熊本駅。人の姿はまばらです。
ＪＲ九州によりますと、今年の大型連休は、緊急事態宣言が出され外出自粛が
要請されていたため、九州新幹線の利用者は前年の７％程度しかいませんでした。
その緊急事態宣言も今月１４日に解除されましたが、県境をまたぐ移動はできるだけ
自粛するよう求められているためまだ客足は戻っていません。
駅構内に土産物店や飲食店が並ぶ「肥後よかモン市場」もまだ全ての店が
開いている訳ではなく閑散としていました。
「飲食店は増えていくかもしれませんが、どうしても旅行となると移動が伴うので、
リスクを負うので皆さん控えているような感じがする」（肥後よかモン市場の物産店）
来年春の開業を目指す熊本駅ビルは感染拡大防止のため、先月下旬から建設工事を
中断していましたが中断の予定期間を終え今月７日に再開しました。
一方、こちらは阿蘇市の観光施設「はな阿蘇美」です。
施設では２週間の休業期間を経て、今月９日から営業を再開していますが、緊急事態
宣言が解除されて最初の日曜日となった１７日は、再開後、最も多くの人が訪れました。
「ずっと家に閉じこもっていたので心が躍る感じで来てよかったね」（熊本市から訪れた人）
「いつ再開してもいいようにきれいなバラを咲かせるようにスタッフ全員で努めて参りました」（はな阿蘇美田邊彰人さん）
施設では、感染予防を徹底しながら訪れる人を出迎えていきたいと話しています。
