10月23日 18時07分
熊本県は阿蘇市の病院で、入院患者と職員の合わせて８人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
県は、県内９例目のクラスターが発生したとしています。
新たに感染が確認されたのは、阿蘇市の「阿蘇やまなみ病院」の２０代から８０代までの入院患者７人と職員１人の合わせて８人です。
県によりますと、８人はすでに感染が確認されていた別の７０代の入院患者の接触者として検査したところ陽性が確認されました。
いずれもリハビリなどで同じ部屋を使っていたということです。
県は県内９例目のクラスターが発生したとしています。
症状があるのは３人で、最初に感染が確認された７０代の患者が中等症、別の７０代と２０代の患者が軽症だということです。
一方、県が感染者と接触した可能性があるそのほかの入院患者や職員合わせて１５０人を検査したところ、全員陰性だったということです。
病院では、２２日から外来と救急患者の受け入れを休止しています。
県内で、感染が確認された人はのべ７６７人となりました。
