9日にかけ 大雪のおそれ
01月07日 18時35分
上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、県内は９日にかけて平野部でも大雪となるおそれがあり、交通への影響などに警戒が必要です。
気象台によりますと、9日にかけて冬型の気圧配置が強まる影響で、九州北部地方では、上空およそ１５００メートルにマイナス１５度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいます。
県内は、全域で曇りとなっていて雪が降っているところがあります。
午後５時の各地の気温は、高森町でマイナス５.８度、阿蘇市乙姫でマイナス５.１度、南阿蘇村でマイナス４.３度、熊本市でマイナス０.６度などと各地で厳しい冷え込みになっています。
阿蘇地域などでは雪が降っていて、南阿蘇村久木野では、午後４時現在で３センチの積雪が観測されています。
気象台によりますと、県内では9日にかけて、平野部と山沿いで大雪になるおそれがあり、特に、8日の夜のはじめごろから9日午前中にかけて、寒気が一段と強まって大雪に警戒が必要です。
8日午後６時までの２４時間に降る雪の量は、いずれも多いところで平野部で８センチ、山沿いで１５センチと予想されています。
その後、さらに強まる見込みで、9日午後６時までの２４時間には、いずれも多いところで、平野部と山沿いともに１０センチから２０センチと予想されています。
気象台は、大雪や路面の凍結による交通への影響や、農作物や農業施設の管理などに警戒するほか、電線や樹木への着雪や、水道管の凍結などにも注意するよう呼びかけています。
