2021/6/4 14:29 (JST)
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運河沿い約４００メートルを彩るブーゲンビリア＝八代市
熊本県八代市日奈久下西町の運河沿い約４００メートルを、深紅や紫に色づいたブーゲンビリアが埋め尽くし、地元住民や観光客らの目を楽しませている。
一帯はかつてはカヤが生い茂り、ごみのポイ捨ても多かったという。近くの吉田隆義さん（７５）が、見かねて１４年ほど前に土を耕し、挿し木で育てたブーゲンビリアを植樹。今では約１５０本が並び、大きいものは４メートルほどに成長している。
年々、見物に訪れる人も増加。同市古閑中町の会社員、白石桂一さん（６０）は「色鮮やかで見応え十分」と笑顔でカメラのシャッターを切っていた。
満潮時には水面に鮮やかな色が映る。
吉田さんは「１日の中でも日の当たり方や潮の満ち引きで見え方が変わる。楽しんでほしい」と話す。（元村彩）
