脱走エミューが記者の目の前に 捜索中に道路の真ん中で遭遇【熊本】
2021年10月8日 18:15 現在
７日菊池市の観光牧場から逃げ出した大型の鳥「エミュー」は、今も３羽が見つかっていません。
８日の捜索を取材しました。
「エミュー脱走から一夜明け、残り５羽はまだ捕まっていません。今から捜索が始まります」（記者）
７日菊池市の観光牧場で飼育されていた５４羽のエミューのうち、およそ２５羽が脱走しました。
８日は午前７時から牧場の関係者たちが、捕獲できていない５羽の捜索を再開しました。
牧場の周辺を中心に、畑や藪のなかを探しますが・・・
「午前１１時ご覧のように捜索が行われていますが、未だにエミューは捕まっていません」（記者）
なかなか見つからないエミュー捜索開始から５時間、その時でした。
「エミューがいました。午前１１時半頃エミューを１羽発見しました」（記者）
道の真ん中をゆっくりと歩くエミューを、ＪＮＮのクルーが発見しました。
人に慣れているのか驚く様子もなく、道に落ちている木の実を啄む様子も見られました。
「捕獲用の箱を乗せた軽トラックです。これからエミューの捕獲に行きます。男性がエミューを抱きかかえました。
エミューは落ち着いた様子です。捕獲成功でしょうか」（記者）
そして、そのおよそ２時間後にも・・・
「時刻は２時を回りました。今、今、エミューを捕まえました。今、抱きかかえています。本日２羽目のエミューを捕獲しました」（記者）
８日は、２羽捕獲されたものの、３羽の行方は分かっていません。
「暗くならないうちに、近隣の住民にもご迷惑にならないように早めに見つけたい」（牧場関係者）
市はエミューを見かけても、近づかないように注意を呼び掛けています。
