天草市で冬の風物詩、黒砂糖作りが始まった。
■天草市佐伊津町
黒砂糖作りは、サトウキビを機械で搾り、搾った汁を釜に入れて煮詰める伝統的な方法で行われている。
天草地方では約２５０年前に黒砂糖作りが始まったとされているが、近年では、後継者不足などから生産が減少していた。
天草市佐伊津町では２０１４年に、伝統を守ろうと、佐伊津黒砂糖組合が発足し、現在、１５戸の農家がサトウキビを栽培している。
約２時間半煮詰めて、沸騰させた後、型に入れて冷やすと出来上がり。
■生産者・冨山宏士さん
「最高のできだと思う。おいしい」
■佐伊津黒砂糖組合・佐藤常三郎代表
「今年は天候に恵まれて案外いい砂糖ができている」
黒砂糖作りは来月いっぱい続く。
