masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本県産表示のアサリ ほとんどに外国産混入

熊本県産表示のアサリ ほとんどに外国産混入 熊本県「緊急出荷停止宣言」

全国で販売されている熊本県産表示のアサリのほとんどに外国産アサリが混入している可能性が高いというショッキングな調査結果が明らかになりました。

f:id:masami71:20220202203447j:plain

農林水産省 金子原二郎大臣「調査で買い上げた熊本県産アサリのほとんどが、外国産アサリが混入している可能性が高いと判定されました」
国が去年10月から12月まで、全国の小売店1005店舗でアサリのDNA検査をしたところ、県産アサリとして販売されていた商品の97%に外国産アサリが混入している可能性が高いと判定されたということです。
調査によると、販売されていた国産アサリの80%近くが県産でしたが、漁獲量を見てみると県産は全体の1%にも満たず、そもそもほとんど存在しないはずの県産アサリが産地偽装によって生まれていることが分かります。
対策として知事は。
蒲島郁夫知事
「本日ここに県産アサリ緊急出荷停止宣言を行います」
今月から天然県産アサリの出荷を停止し、その間に出てきた県産アサリとうたう商品から、産地偽装を行う業者をあぶり出す方針です。
これにより今月11日から市場から天然の県産アサリが消えることになります。
一方で食品表示法では、1日でも長く生育された場所を原産地と表示できる「長いところルール」があります。
ただ、アサリの場合
魚などと比べて生育期間が分かりにくく、生育期間を偽るケースが確認されていることから、蒲島知事はアサリについてはルールを適用しないよう国に要請するとしています。
県の出荷停止宣言にアサリ漁師は
熊本市のアサリ漁師 古閑和春さん
「今年度の収入の80%がアサリ。2ヵ月間どうしようかと思っている。補助が受けられなければ食べていけない」