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51団体4千人が「おてもやん総おどり」 熊本市・火の国まつり

4年ぶり晴れやかな笑顔と熱気 51団体4千人が「おてもやん総おどり」 熊本市・火の国まつり
熊本日日新聞 | 2023年8月5日 21:20


音楽に合わせて楽しそうに踊り歩く参加者たち=5日午後7時35分ごろ、熊本市中央区(鹿本成人)
 第46回火の国まつりのメイン行事「おてもやん総おどり」が5日夕、熊本市中心部であり、51団体、約4千人が晴れやかな笑顔で踊りを披露した。新型コロナウイルスの感染拡大で中止が続き、4年ぶりの開催。沿道に詰めかけた見物客とともに熱気に包まれた。


総踊りに参加する「台熊友好会」のメンバー=5日夜、熊本市中央区(小野宏明)
 ◆TSMC進出での台湾関係者、新型コロナで尽力した医療従事者らもにぎわいの列

 5日夜、4年ぶりに熊本市中心部で4千人が踊った火の国まつりの呼び物「おてもやん総おどり」。台湾積体電路製造(TSMC)の進出で交流拡大に期待が集まる台湾の関係者と、新型コロナウイルス禍の最前線で尽力した医療従事者がにぎわいの列に加わった。

 県内在住の台湾出身者や現地在住歴のある日本人を中心につくる「台熊友好会」は初参加。動画で振り付けを練習した6歳~50代の40人が、台湾の伝統的な模様という赤と青、緑のストライプ柄のバッグをかけて練り歩いた。

 会長の徐秋美さん(56)=同市中央区=は「TSMCの進出を機に、県内の台湾人は増えると思う。熊本と台湾の文化交流を後押ししたい」と話した。

 国立病院機構熊本医療センター熊本市中央区)は、医師や看護師、検査技師ら約150人が踊りを披露した。

 今年は法被も新調。紺色の生地の背中に熊本城のイラストを添え、袖にあしらった朱色は火の国のイメージや「一致団結して熱く燃えよう」との思いを込めた。リーダーで事務職員の大内田鈴奈さん(23)は「コロナ禍では忙しく、気が抜けない時期もあった。みんなで踊って職場の連携を強め、さらに安心できる地域医療に貢献したい」と笑顔を見せた。(石井颯悟、伊藤恩希)


音楽に合わせて踊りを披露する国立病院機構熊本医療センターのメンバー=5日夜、熊本市中央区(小野宏明)
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