masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

県内のインフルエンザ患者数 5シーズンぶり警報レベル超える

県内のインフルエンザ患者数 5シーズンぶり警報レベル超える
11月30日 18時04分

インフルエンザの患者数が警報レベルを5シーズンぶりに超えました。
熊本県は、手洗いや換気など感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。

熊本県によりますと、今月26日までの1週間に県内80の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から1.4倍余り増えて3138人でした。

1つの医療機関あたりの平均では39.23人となり、国が定める警報の基準「1医療機関あたり30」を5シーズンぶりに超えました。

医療機関あたりの患者数を地域別に見ますと、人吉保健所の管内で61.8人と最も多く、次いで玉名市などを管轄する有明保健所の管内で59.63人、菊池保健所の管内で57.13人などとなっています。

ことしは、全国で例年にはない早い時期にインフルエンザの感染が広がっていて、熊本県で警報レベルを超えたのは統計が残る2003年以降で最も早いということです。

また、流行にともなって検査キットや抗インフルエンザ薬、せき止めなどの医薬品が不足しているということです。

県は、手洗い・うがいや部屋の換気を行うなどの基本的な感染対策に加え、インフルエンザワクチンの接種を呼びかけていて「よりいっそう強い意識を持って感染防止対策をしてほしい」と話しています。