熊本市立中学校 来年春に標準服を導入へ
2024.03.06 21:00
熊本市教育委員会は性の多様性や経済性の観点から制服の選択肢を広げようと、来年4月から市内全ての中学校に共通の制服を導入する方針です。
熊本市教育委員会はおととし、中学校長会からの提案を受け、市内42の中学校に共通する制服、いわゆる標準服導入の検討を開始。
去年、児童生徒や保護者などを対象に行ったアンケートでは7割が選択制を希望したことから来年4月から標準服を導入し、現行の学校別の制服との選択制にする方針です。
6日の熊本市議会一般質問、古川 智子 議員が価格帯について質問しました。
【自民党 古川 智子 議員】
「現在の平均的な制服にかかるコストよりどの程度の削減ができるか教えてください」
【熊本市 教育長職務代行者 田口 清行 教育次長】
「仕様を公開し、受注機会の公平性の確保と多くの業者が参入する環境を整え、競争を促し、さまざまな価格帯で販売できないか検討している」
市教委は3つのデザイン案をホームページで公開。ブレザーは男女共通、ボトムはスラックス、スカートキュロットスカートから選べます。
市教委は8日から児童・生徒、保護者、教職員を対象に投票を実施し、3月中にデザインを決めるとしています。
※投票は、熊本市内の小学4年生から中学2年生とその保護者、中学校の教職員が対象。3月8日から21日まで児童・生徒のタブレット端末から投票
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