ルート案再検討 空港アクセス鉄道 再調査は必要か【熊本】
2021年12月14日 18:46 現在
空港アクセス鉄道のルート案が示されて１年半。
突如、蒲島熊本県知事がルート案の再検討を表明しました。
多額の経費をかけ改めて調査する必要があるのか議論となっています。
再検討のきっかけは半導体製造大手ＴＳＭＣの菊陽町進出。
１５００人規模の雇用が見込まれていますが・・
「ＴＳＭＣの従業員が直接空港にどれだけ（利用するかは）疑問符がつく」（立憲民主連合 鎌田聡議員）
熊本県は、これまでＪＲ三里木駅で分岐するルートで計画していましたが、採算がとれるほどの乗客が見込めるかが課題となっていました。
そこで１１月、蒲島知事がＴＳＭＣに近い原水駅のルートなどについても検討する方針を示し、その調査の経費として約３７００万円を計上しています。
ルート案についてはこれまでに１億３０００万円ほどかけて検討が進められていて、改めての調査を疑問視する議員も。
