03月09日 20時24分
熊本県では９日、新たに７８２人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
これは前の週の同じ曜日よりおよそ８０人増えています。
一方、８日に県が公表した１人が取り下げられ、県内の感染者数は延べ５万４３６１人となりました。
また、いずれも御船保健所管内の７０代の女性と９０代の男性の合わせて２人が死亡し、熊本県で陽性となって亡くなった人は２５３人となりました。
９日の新規感染者を市町村別にみますと、
▽熊本市が３８６人と最も多く、▽八代市が７６人、▽菊陽町が４０人、
▽宇城市と合志市がそれぞれ２７人、▽益城町が２６人、▽宇土市と大津町がそれぞれ２０人、▽嘉島町が１８人、▽玉名市と菊池市がそれぞれ１７人、▽荒尾市が１４人、▽甲佐町が１１人、▽山鹿市と阿蘇市がそれぞれ１０人、
▽御船町が９人、▽上天草市が８人、▽人吉市が７人、▽天草市が５人、▽氷川町と湯前町がそれぞれ４人、▽美里町、西原村、芦北町、五木村がそれぞれ３人、▽和水町、長洲町、南小国町、高森町、球磨村がそれぞれ２人、▽小国町と多良木町、それに、福岡県と千葉県から県内を訪れた人がそれぞれ１人となっています。
また、年代別にみますと、
▽１０歳未満が１８９人、
▽１０代が１５４人、▽２０代が７０人、▽３０代が１１１人、
▽４０代が１１０人、▽５０代が５５人、▽６０代が４６人、
▽７０代が２０人、▽８０代が１６人、▽９０代以上が１４人となっていて、
３０代までが全体の６７％を占めています。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は、９日午前１０時時点で、▽県全体で３９.５％、
▽熊本市では６４％となっています。
また、現在提供されている重症者用の病床使用率は▽県全体で１３.２％、▽熊本市で２８％となっています。
また小学校や障害者施設などで７件のクラスターが発生しました。
いずれも熊本市で、
▽中央区の認定こども園で園児と職員合わせて１５人、
▽西区の城西小学校で児童５人、
▽東区の託麻東小学校で児童と職員合わせて１２人、
▽北区の川上小学校で児童５人、
▽西区の介護老人保健施設で入所者５人、
▽南区の障害児通所支援事業所で利用者と職員合わせて６人、
▽西区の障害福祉サービス事業所で利用者と職員、合わせて５人の感染が確認されているということです。
