06月09日 17時53分
天草市で、特産のかんきつ類「晩かん」を使った食品のフェアが始まるのを前に９日、試食会が行われました。
晩かんは果汁が多く、グレープフルーツにも似たさっぱりとした風味が特長の、天草地域特産のかんきつ類です。
天草市の本渡商工会議所ではＰＲと消費拡大につなげようと、毎年「あまくさ晩柑フェア」を開いていて、ことしは天草市と上天草市、それに苓北町の１３店舗が参加し、それぞれが開発した２２の商品が販売されます。
９日は関係者およそ２０人が集まって試食会が行われました。
晩かんを使ったタルトやチーズケーキ、どら焼きなどの焼き菓子に加え、ゼリーやわらび餅といったこれからの暑い時期にぴったりのひんやりスイーツ、それに、コクのあるだしをかけたそばに薄切りにした果肉を添えた「晩柑そば」などがふるまわれ、参加者は爽やかな香りや味を生かした品々を楽しんでいました。
フェアの事務局を務める本渡商工会議所の山田裕己さんは「各店舗が工夫を凝らした商品がたくさんあるので、ぜひお店に足を運んでください」と話していました。
「あまくさ晩柑フェア」は１１日から来月３１日まで開かれます。
