masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

氷川町 特産の「吉野梨」の出荷始まる


07月12日 11時11分

氷川町で特産品の「吉野梨」の出荷が12日から始まりました。

氷川町の吉野地区ではおよそ120年前から梨が作られていて、現在は70軒の農家が「幸水」や「豊水」など5種類の梨を栽培し、「吉野梨」というブランド名で出荷しています。

12日はJAやつしろの果実選果場に、出荷の時期が最も早い「幸水」を梨農家が次々に運び込みました。

選果場の従業員たちは表面の傷や変形の有無を目視で念入りにチェックし、専用の機械で糖度や直径を測定したあと、大きさ別に手際よく箱に詰めていきました。

JAやつしろによりますと、ことしは見た目、味ともに高品質で、去年より20トン多いおよそ910トンの出荷を見込んでいるということです。

吉野梨の出荷は9月いっぱい続き、関東を中心に全国各地に発送されるほか、地元の道の駅でも購入することができます。

JAやつしろ果樹部会梨部の永田一成部長は「天候の影響もなく、ことしもおいしい梨ができています。全国のみなさんにぜひ、吉野梨を堪能してもらいたいです」と話していました。