masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇山 8月も火山活動が低下した状態で推移

阿蘇山 8月も火山活動が低下した状態で推移
09月20日 11時44分

阿蘇中岳第一火口の先月の火山活動は、火山ガスの放出量が少ない状態が続き、湯だまりも火口のおよそ6割を占めるなど、活動が低下した状態で推移しています。

福岡管区気象台が発表した先月の阿蘇山の火山活動の解説によりますと、中岳第一火口の火山ガスの1日あたりの放出量はおよそ80トンと、前の月の半分以下の少ない状態で、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動の振幅も小さい状態が続いているということです。

火山活動が活発になると量が減少したりにごったりする「湯だまり」が火口内に占める割合は、7月におよそ6割まで増加したあと大きな変化はなく、先月の現地調査の時点でも6割程度を占めているということです。

気象台は、阿蘇山の火山活動は低下した状態で推移しているとして、噴火警戒レベル「1」の「活火山であることに留意」を継続し、火口付近では火山ガスに注意するとともに、地元の自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。