来年の干支「辰」をテーマ に 工芸職人の作品展 熊本市
12月12日 12時19分
来年の干支、「辰」をテーマに工芸職人たちがつくった作品の展示会が熊本市で開かれています。
熊本市南区の「くまもと工芸会館」には熊本県や福岡県など５つの県の工芸職人たちがつくった人形や陶器など、およそ６０点が展示されています。
作品は来年の干支、辰を表現していて、このうち熊本市の村田加代子さんが手がけた「木目込人形」は淡い水色やピンクなどを多く用いています。
木目込人形ならではの、丸みを帯びた形も相まって、かわいらしい作品に仕上がっています。
また群馬県の伝統の染めもの上州高崎注染手ぬぐいを受け継いでいる中村染工場は、長さ９０センチ、幅３５センチの手ぬぐいに、２２０匹ものタツノオトシゴの絵柄を染め抜いています。
熊本市から訪れた７０代の女性は「どの作品もその地方の伝統の技法を生かして作ってあり、とてもすばらしいです。見に来て良かったです」と話していました。
この展示会は、「くまもと工芸会館」で、来月８日まで開かれています。
