プール熱の感染者数 警報レベルに 県が警戒呼びかけ
11月16日 15時57分
熊本県は新型コロナの定点把握による感染者数を発表し、今月６日から１２日までの１週間に県内８０の医療機関から報告があった新たな感染者数は１５１人で、１医療機関あたりの平均は１.８９人でした。
前の週の０.７７倍となり２週連続で減少しました。
一方、県内５０の小児科から報告があった咽頭結膜熱、いわゆるプール熱の感染者数は１８３人で、１医療機関あたりの平均は３.６６人でした。
１医療機関辺りの報告数が基準を超えたため、県は警報を出して警戒を呼びかけています。
咽頭結膜熱は子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出る感染症で、県は、石けんでの手洗いやうがいの徹底のほか、感染者との密接な接触を避けるなど予防対策の徹底を呼びかけています。
